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(19日、宮城独自大会 泉松陵20-0鹿島台商)

 本格的に投手に転向して1カ月ほどでの快挙だった。泉松陵の投手、相沢快飛君(1年)が、参考記録ながら五回コールドで無安打無失点を達成。「いつも通りやって結果がついてきた」と冷静に振り返った。

 184センチの長身から投げ下ろす直球を武器に、打者4連続を含む計8奪三振。四球と死球はそれぞれ1個でほぼ完璧な内容だった。

 中学時代は捕手。高校入学後は新型コロナウイルスの影響で部活動ができなかったが、1日3~4キロの走り込みと、ネットに向かっての投球を黙々と繰り返した。部活が始まった6月、「ピッチャーをやりたい」と小原仁史監督に直訴したという。

 先発を任されたこの日の試合が「楽しみだった」という。序盤に緊張はあったものの、打者16人にテンポ良く64球を投じた。「全部ストレート」で押したという。

 試合後、「高めに浮いたボールがあったので修正したい」と浮かれる様子はなかった。小原監督は「体づくりをしていけば、まだまだ伸びる素材」と期待を込めた。(徳島慎也)