子どもから虐待被害聞く「司法面接」 医師らにも門戸

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山本知佳
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 虐待や性犯罪を受けた子どもから、正確な被害の情報を聞き出す「司法面接」。全国に先駆けて取り組む愛知県で今年、最初に被害者に接することが多い医療従事者らが手法を学ぶ場が新たに設けられた。これまで警察、検察、児童相談所の3者で対応してきたが、虐待件数の増加で対象を広げることになった。

 名古屋市中区で2月に開かれた研修会。会場には、医師や看護師ら36人が集まり、2人1組で質問の訓練をしていた。

 「朝起きてからここに来るまでのことをお話ししてください」「それから?」「朝起きてから家を出るまでのことを全部教えて」

 時間を区切りながら質問を繰り返すのは、司法面接の手法のひとつ。誘導するような決めつけた質問を避け、被害者が自分の言葉で話すことを促すのが特徴だ。

 愛知県警で司法面接の研修を担当する刑事総務課の山本千尋警部補は、「1回の聴取で正確な証言をとることが求められるが、一問一答で聞くよりスムーズに聞くことができる」とメリットを説明する。

 研修に参加した名古屋第二赤…

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