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 新型コロナウイルスの影響どころか、むしろ例年より良い結果が関係者を驚かせた。陸上の本格的な競技再開となったホクレン・ディスタンスチャレンジの4大会は中長距離の一線級が競い、好記録が続出した。

 7月4日の士別大会を皮切りに深川、網走、千歳と北海道を転戦した大会を終え、日本陸連の河野匡・長距離マラソンディレクターは「レースをやるたびにすごいな、と驚いた。選手全員にMVPをあげたい。我々も選手たちがコロナの影響の中で蓄えてきた力を出す場所を設定できて良かったと思う」と興奮気味に話した。前半の士別、深川は無観客で行い、選手、役員に徹底した健康管理を求めた中での開催だった。

 マラソンの東京五輪代表組では男子の中村匠吾(富士通)、服部勇馬(トヨタ自動車)、女子の前田穂南(天満屋)、一山麻緒(ワコール)が出場。河野ディレクターが「女子の2人は100点満点」と言うように前田も一山も5000、1万メートルの自己記録を更新した。特に一山は網走大会の1万メートルで31分23秒30、千歳大会の5000メートルで15分6秒66と有効期間外ではあるが五輪参加標準記録を突破。スピードに磨きがかかり「今やっていることをすべてマラソンにつなげたい。今後もけがに気をつけて毎日練習を積んでいくということを大切にしたい」と話した。男子では服部が網走の1万メートルで27分台に突入した。服部は言う。「コロナ禍で走れる環境が当たり前ではない、と痛烈に感じた。そういった中で大会を開催してもらったことは感謝しかないし、下手なレースはできないと思った」

 4大会すべてに出場した田中希実(豊田自動織機TC)は深川大会の3000メートルで日本記録を18年ぶりに更新したほか、1500メートルでも日本歴代2位の好記録を出した。男子顔負けの終盤のペースアップが持ち味で東京五輪では5000メートルで勝負する。

 驚異的だったのは千歳大会の男…

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