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 台湾の在香港出先機関の責任者が、香港政府から滞在ビザの更新を認められず、16日に台湾に戻った。更新手続きで、台湾を中国の一部とみなす「一つの中国」原則に同意を求められ、責任者はサインに応じなかったという。台湾メディアが17日、報じた。

 報道によると、ビザ更新が認められなかったのは、香港にある「台北経済文化弁事処」の代理処長。台湾側が任命した新処長の香港入境が認められず、2018年から代理処長が責任者を務めていた。中台関係の悪化や、香港で施行された香港国家安全維持法に対して台湾が批判的なことから、事実上、追放された可能性がある。

 代理処長が台湾に戻ったことについて、台湾当局は公表しておらず、「我々は独立した国家である」とだけコメントしている。(台北=西本秀)