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 岡山県の頂点をかけ、58校が参加する夏季県高校野球大会は、1回戦22試合が終わった。「3年生の集大成の場」とされた大会で、新型コロナウイルスの感染防止策が様々に施される球場には、例年とは違う光景が広がっている。

 選手登録は50人に拡大。20人の予定だったベンチ入りは25人まで認めた。春の県大会や選手権大会が中止となり、この大会で一人でも多くの球児に活躍してほしいとの願いが込められている。

 試合前後の整列では、ベンチ前に背番号20番台の選手がずらり。開幕の18日、マスカットスタジアムの第3試合では興譲館の「25番」の投手が先発した。

 試合は原則無観客。入場は、控え部員や保護者に限られている。2メートル以上間隔を空け、応援は拍手が中心。応援歌や吹奏楽の演奏もなく、ベンチからの声や打球音が球場によく響く。

 グラウンド上でも、手と手が触れないよう「エアー」でハイタッチしたり、マウンドに集まる際はグラブで口を覆ったりする選手の姿が目立つ。

 試合終了ごとに、使用したチームと高野連関係者でベンチを消毒。また各校には試合が終われば速やかに球場を離れるよう求めている。大会は平日を避けて開かれ、次は23日に1、2回戦計11試合がある。(中村建太)