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 愛媛県西条市の秋の風物詩「西条まつり」が、今年は新型コロナウイルスの影響で大幅に縮小されることになった。最も多くの屋台がある伊曽乃神社(西条市)は、屋台の運行を取り仕切る総代らが集まった総会で、統一運行の取りやめなど例大祭の規模縮小を決めた。

 西条まつりは伊曽乃神社など市内4カ所の神社の祭礼の総称。伊曽乃神社の例大祭は10月15日未明に始まり、宮出しに合わせて境内にだんじりとみこし計81台が集まる。16日夕方にはだんじりが市中心部を流れる加茂川に次々と入る「川入り」がある。

 神社によると、だんじりやみこしの運行の際には、人が密集して音頭を歌うため、今年は取りやめることを決めたという。神社は例大祭を15日の1日だけにする。

 他の神社では嘉母神社(同市禎瑞)が規模を縮小し、統一運行を中止することを既に決めた。石岡神社(同市氷見)と飯積神社(同市下島山)は、伊曽乃神社の判断を参考に方針を今月中に決める。(柳川迅)