パナの「星空に優しい照明」、天文ファンの聖地で導入

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西尾邦明
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 パナソニックは、全国の山間部や沿岸地域で「星空に優しい照明」の普及をめざす。強い光の街路灯を、電球色で光が上空に広がらない新たな照明に切り替える。このほど観光資源としての星空の保全に取り組む岡山県井原市美星(びせい)町への納入が決まった。

 町では7月からLEDの防犯灯の一部で取り換えが進む。従来の防犯灯は周囲360度に白色の強い光を発したが、新たな照明は落ち着きのあるだいだい色で道路側だけを照らす。

 きっかけとなったのは星空の国際認定だ。町には天文台が立地し、全国で初めて「光害(ひかりがい)防止条例」を制定したことなどから「天文ファンの聖地」として知られる。そうしたなかで、2005年に美星町を編入合併した井原市は観光誘致につなげようと、米国に本部を置く民間の星空保全団体「国際ダークスカイ協会(IDA)」の「星空保護区」の認定取得を検討。だが、防犯灯の強い白い光が障害となった。

 そこで昨春、井原市の担当者…

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