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 ニホンウナギが高さ46メートルの滝をよじ登っている可能性が高いことを、九州大大学院などの研究チームが突きとめた。川はウナギが成長する重要な生息地だが、ダムや堰(せき)が増えたことで環境が悪化したとされる。構造物の形状を工夫すれば、高さがあってもウナギが遡上(そじょう)でき、減少をくい止められるのではないかという。21日は土用の丑(うし)の日。

 調査したのは、九州大農学研究院の望岡(もちおか)典隆准教授や九州大生物資源環境科学府大学院生の松重一輝さんらのチームだ。

 ニホンウナギは太平洋のマリアナ諸島沖で孵化(ふか)し、東アジアの川をさかのぼる。「うなぎのぼり」という言葉があるように、体長10~20センチほどの稚魚のとき水の少ない岩肌を夜によじ登る。ただ、環境省の調査では、高さ40センチ以上の物があると遡上に支障が出るとされ、河川開発の影響などで生息数は減少。国際自然保護連合(IUCN)は2014年に絶滅危惧種に指定した。

 望岡准教授らは18年夏、鹿児…

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