中沢絢乃
(20日、大分独自大会 日本文理大付3-0大分商)
「自分たちらしい野球ができなかった。心のどこかに隙があった」。大分商の副主将岩崎竜也君(3年)は振り返った。こつこつとヒットを重ね、好機を作る粘りが出せなかった。
後悔するのは三回表2死一、二塁の打席。「自分が仲間を勇気づけられる1本を出したい」。1点を先制された直後の流れを変えようと気負って、内野フライに倒れた。「チームを鼓舞するのが自分の役割なのに、果たせなかった」と悔やんだ。
8月の甲子園交流試合に出場する。「俺たちならできると言っている場合じゃない。相手を倒す意識で一からやり直さないと」。夢の舞台へ向け、再び気を引き締めた。(中沢絢乃)
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