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 みずほ総合研究所とみずほ銀行は21日、約250万7千件の顧客情報を記録した磁気テープ6本を紛失したと発表した。磁気テープは別の機材と一緒に細断処分されたとみられ、情報が外部へ流出した可能性は低いとしている。

 内訳は個人情報が約240万件、企業など法人情報が約10万7千件。いずれも2018年12月までに登録された情報という。個人情報はみずほ総研のセミナーの講師や参加者、両社が運営する情報提供サービスの利用者らの氏名や住所、電話番号、口座番号などが含まれていた。

 みずほ総研の担当部署は今年2月の定期点検で磁気テープがないことを把握。しかし、すでに利用停止になっていたサーバーで使われたデータだったために問題ないと判断し、調査や報告はしなかった。

 7月に別の点検でも紛失が発覚。社内調査の結果、磁気テープは昨年12月に廃棄処分されたサーバーに内蔵されたままだった可能性が高いと判明した。廃棄した業者は磁気テープを取り出していないと説明しており、サーバーと一緒に処分されたとみられる。磁気テープが細断されていなかったとしても記録された情報の復元には高度な技術が必要で、第三者に解読される可能性は低いとしている。(箱谷真司)