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 公文書管理を担当する北村誠吾地方創生相が21日、国立公文書館(東京都千代田区)の展示を視察した。政府の公文書管理のずさんさなどが問題視されるなか、北村氏は「改めて公文書の重要性を強く認識した」と述べた。

 この日、北村氏が訪れたのは日本のスポーツの前史となった武芸の歴史を公文書で振り返る企画展。北村氏は「きちんと記録する人がいたんだな」と感心し、約50分かけて回った。

 一方、安倍政権では、公文書を軽視するような対応が目立つ。森友学園の問題では財務省が公文書を改ざん。「桜を見る会」でも招待者名簿を短期間で廃棄するなどの問題が次々発覚した。新型コロナ対応を協議した専門家会議の議事録を作成せず、批判も受けた。

 北村氏は視察後、今後の公文書管理の運用を問われ、「自分たちがしたことについて、歴史の評価を受けられるよう公文書を残していかなければいけない。そうしてくださいというのが大臣の役目」と話した。(菅原普)