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 きれいな写真を何げなくリツイート(転載)しただけで、著作者の権利を侵害した責任を問われる可能性も――。21日の最高裁判決は、ツイッターの仕組みで自動的に写真がトリミングされていても、場合によってはリツイートした人も責任を免れないとの判断を示した。国内約4500万人とも言われる利用者に注意を促した形だが、米ツイッター社の対応も問われることになりそうだ。

一審と異なる判断

 「画期的な判決。いくら気軽なリツイートといえども、誰かの権利を侵害していいということにはならない。そのことをはっきりさせたものだ」。原告代理人の斎藤理央弁護士は最高裁判決を評価した。

 発端は2014年12月だった。北海道の風景を題材にする写真家の男性が09年6月に自身のウェブサイトに載せたスズランの写真が、何者かによってツイッター上に無断で投稿された。さらに別のアカウントでリツイートされ、いずれの写真も画面上ではトリミングされて、自分の名前を書いた部分が消えていた。

 匿名が多いネットの投稿で損害賠償などを求めるにはまず、投稿によって明らかな権利侵害を受けたことを示し、投稿者を特定する必要がある。プロバイダー責任制限法に基づき、男性がツイッター社に投稿者情報の開示を求めたのが今回の訴訟だ。

私たちの行動にも大きく影響を与えそうな今回の判決ですが、一審とは違った結論を導き出していました。記事の後半で、最高裁判決について詳しく見てみるほか、ツイッター社の責任や私たちが注意すべき点について専門家の弁護士に聞きました。

 一審の東京地裁は①無断投稿の…

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