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 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため町内すべての海水浴場の開設を見送った福井県高浜町は、民宿や浜茶屋、駐車場など海水浴場に関係する観光事業者向けの支援金制度を創設した。前年と比べて7、8月の売り上げが減少した事業者に対し、減少分の一部を支援する。

 支援金制度は、今夏2カ月分の売り上げが前年比で50%以上減った町内の宿泊業、飲食サービス業、飲食料品小売業、駐車場業の各業者に対し、減少額の20%、最大50万円を支給する。民宿と浜茶屋など複数を兼業する場合は、最大100万円を支援する。

 町内には、優良な海水浴場の国際環境認証「ブルーフラッグ」をアジアで初めて取得した若狭和田ビーチをはじめ計8カ所の海水浴場があり、例年20万人前後が訪れる。海水浴場関連の業者は約120事業者あり、開設見送りの影響を受ける人も多いことから、支援金の支給を決めた。

 関係予算7550万円を含む対策費を8日に専決処分した野瀬豊町長は「夏の観光を担う人たちは町にとって大切な存在だ。来夏に向けて何とか踏ん張ってほしい」と話している。(佐藤常敬)

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