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 新型コロナウイルスの影響で収入が減った個人事業者らに国が支給する「持続化給付金」制度を使い、虚偽の申請をして現金100万円をだまし取ったとして、山梨県警は22日、埼玉県鶴ケ島市の男子大学生の少年(19)を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 県警によると、持続化給付金をめぐる詐欺容疑での逮捕は全国で初めて。

 捜査2課によると、大学生は5月下旬~6月上旬、織物や衣服の卸売り・小売業者を装い、確定申告書の電子データや収支内訳書など虚偽の書類を準備。スマートフォンで年間事業収入欄などにうその記載をし、6月11日に自分名義の口座に持続化給付金100万円を振り込ませ、だまし取った疑いがある。

 別の事件の捜査の過程で、大学生による詐欺容疑が浮上したという。

 持続化給付金制度は中小企業庁が所管。新型コロナの影響を受け、前年同月比で事業収入が50%以上減った法人に最大200万円、個人に最大100万円が支給される。(田中正一)