[PR]

 菅義偉官房長官は22日の記者会見で、安倍晋三首相が月刊誌のインタビュー記事で「ポスト安倍」の有力な候補者として菅氏の名前を挙げたことへの感想を問われ、「総理の任期はまだ1年以上ある」と述べ、具体的な言及を避けた。

 安倍首相は月刊誌「Hanada」9月号のインタビュー記事の中で、菅氏を「有力な候補者の一人であることは間違いない」と指摘。そのうえで、「ただ、菅総理には菅官房長官がいないという問題がありますが」とも答えていた。

 仮に菅氏が首相になった場合、参謀役が不在であることを指摘したものだが、記者団がこの首相の発言を読み上げるかたちで質問すると、菅氏は噴き出すように苦笑。すぐに冷静な表情に戻り、「安倍政権として、新型コロナウイルスの対策をはじめ、目前の一つ一つの課題に全力で取り組んでいくことが極めて重要だ」とかわした。

 菅氏は19日にフジテレビの報道番組で、来年の自民党総裁選をめぐって「ポストコロナの時代にリーダーシップを発揮する考えは」と問われた際、「まったくないです」と即答。「安倍政権を私、作った一人だ。そこは責任をもっていきたいと思う」と発言していた。