拡大する写真・図版シビックテック コロナに挑んだ3カ月

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シビックテック コロナに挑んだ3カ月③

 ITを使って社会の課題を解決することを目的にした一般社団法人「コード・フォー・ジャパン(CfJ)」による東京都の「新型コロナウイルス感染症対策サイト」が公開された3月4日。国内の新型コロナウイルス感染者は、初めて1千人を超えた。

 東京芸大作曲科2年の渡辺響(20)はこの日、たまたま見たツイッターの投稿に目を留めた。

 都のサイトの技術の高さが話題になっていた。リンクをたどり、CfJに行き着いた。そして、チームに加わりたいと申し出た。

 渡辺がゲームを入り口にプログラミングを始めたのは小学5年生のときだ。一時期、熱は薄れたが、最近は、再び企業や国家がデータを支配しない分散型のネットワークなどに関心を持つようになった。

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 東京都のサイト開発は、プログラムを公開して開発する「オープンソース」。だれもが参加し、誰もが使える、その手法にもひかれたのだ。

 ただ、関心を持ったのは、それだけが理由ではなかった。

 新型コロナウイルスの感染拡大で根底から生活が変わるなか、互いに知らず、年齢も職業も住む場所も違う人たちがネット上で協力し、自らの技術をコロナ対策に役立てようとする活動が広がった。ITを使い、社会課題を自ら解決していく活動「シビックテック」だ。共に取り組んだのは東京都と国レベルのプロジェクト。走り続けた彼らの3カ月を全10回で報告する。

 「政治や社会問題に対して意見…

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