[PR]

 新型コロナウイルス対策で自宅でのテレワークが急拡大した。だが、住宅や家庭の事情などで自宅では仕事がしにくいと、仕事場を探し求める人がいる。場所に縛られない新しい働き方なのに、不自由な現実。解決策はあるのか。

 東京・渋谷のIT企業の営業部長(58)は茨城県守谷市で妻と子ども3人、両親と7人で暮らす。3月下旬から自宅のリビングで仕事をしていたが、大学のオンライン授業で使いたいという次女に譲ることに。家族に話しかけられて仕事に集中できない悩みもあった。結局、ワンボックス型のマイカーにキャンプ用のテーブル、パソコンやプリンターを持ち込み、仕事をした。「自宅に書斎がなく、仕事場を確保するのが難しい人は多いのでは」

 東京・品川のネット調査会社員の男性(30)は、テレワークのために防音のマンションへの転居を決めた。下北沢のアパートに暮らしていたが、仕事中に隣室のエレキギターの音が聞こえ、自分の声への苦情も寄せられた。喫茶店を転々としたが、電話はしにくく、仕事が進まなかった。「人が密集した都心で、仕事をしやすい空間を確保するのは大変だ」と話す。

 慶応大とNIRA総合研究開発機構の調査ではテレワークをした人の割合は、今年1月の6%から緊急事態宣言が出た4~5月、25%で、首都圏では4~6月、3~4割に上った。一方、野村総合研究所の調査によると、在宅勤務で生産性が下がったという人が半数近くに達した。

 だが、テレワークの流れは止まりそうにない。

 富士通は通勤定期代の支給をや…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら