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 「3密」のイメージが敬遠され、新型コロナウイルスの感染拡大後の利用者が激減する高速バス業界。運賃の安さがこれまでのウリだったが、コロナ禍で求められる役割が変わる可能性もある。高速バス大手、ウィラー・エクスプレス(東京)の平山幸司社長に展望を聞いた。

 ――コロナ禍でのウィラーのバスの集客状況は。

 「4、5月の利用者数は前年同月比99%減で、7月も9割減の見込み。USJの再開などで7月下旬の4連休には観光利用が戻ってくるとみていたが、感染の再拡大で水をさされた。『Go To トラベル』が始まったとはいえ、しばらく回復は難しいだろう」

 ――客足を取り戻そうと各社が値下げに動いていますね。

 「例えば現在、東京―大阪の片道運賃は通常の半額の3千円弱。しかし、それでも、利用者は戻ってこない。高速バスの一番の価値は運賃の安さだと考えてきたが、コロナを機に時代は変わったのかもしれない。このまま『たたき売り』の状況が続けばビジネスは続けられず、業界の再編につながる可能性もある」

 ――利用者が戻らない理由をどう考えますか。

 「バスは『3密』のイメージがとても強いからだろう。運行を再開した6月当初は40人乗りバスの定員を半分にしていたが、採算割れの状況だった。今月下旬から座席の間の仕切り板を通常の2倍に高くするなど安全対策を徹底したうえで、4列の座席すべてを販売している」

 「さらに乗車の安心感を高めよ…

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