五輪批判に向き合った池江 選手の覚悟は空気を変えるか

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野村周平
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 東京オリンピック(五輪)は23日、2度目の「開幕1年前」を迎えた。東京・国立競技場での記念イベントで、白血病からの復帰をめざす競泳女子・池江璃花子選手が発したメッセージに、「もちろん、世の中がこんな大変な時期に、スポーツの話をすること自体、否定的な声があることもよく分かります」という一節があった。

 開催を前提とした期待一辺倒の内容ではなく、五輪に批判的な意見が飛び交う現状から目を背けなかった。

 今回のイベントを演出し、池江選手を起用したのは、数多くの広告作品を手がけたクリエーティブ・ディレクターの佐々木宏さんだ。「私も自粛期間中、スポーツのニュースを聞くと、今はそれどころじゃないとテレビのチャンネルを変えていた」。それでも「暗い気持ちで過ごしていても前に進めない。ハッピーなこと、楽しいことを考えるバランスがほしかった」と思いを語る。

 感染状況は先行きを見通せず…

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