拡大する写真・図版在ヒューストン中国総領事館(ロイター)

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 米国が中国への圧力を加速させている。トランプ大統領は22日、すでに閉鎖を命じたヒューストンの中国総領事館に加え、ほかの在米公館を閉鎖する可能性も排除しない考えを示した。中国政府は猛反発している。国内では報復として香港などにある米総領事館の閉鎖を求める訴えも出ており、緊張の激化は必至だ。

 ポンペオ国務長官は22日、今回の閉鎖の理由について、訪問先のデンマークで記者団に「中国共産党は長年、知的財産を盗もうとし続けてきた。トランプ大統領は『もうたくさんだ』と言っている。中国が振る舞いを改めないのであれば、我々は米国民の安全や経済を守るため行動する」と説明した。

 中国の大使館や総領事館といった在外公館は米国に6カ所ある。在ヒューストン総領事館はテキサス州やフロリダ州など8州とプエルトリコを管轄。米テレビNBCは複数の政府関係者の話として、中国政府が同館を拠点に医療関連の研究や石油・天然ガス産業に関する情報を得ようとしていたと報じた。上院外交委員会に所属するルビオ上院議員(共和党)も22日、「総領事館は中国のスパイ行為や影響力拡大の活動拠点だった」とツイートした。

閉鎖命令は「中国への敵意宣言」

拡大する写真・図版前嶋和弘・上智大教授

 トランプ政権は2017年と1…

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