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 「戦争の記憶は『ひと』から『もの』に変わっていく」。長年、高知県で戦争遺跡の保存に携わってきた戦争遺跡保存全国ネットワーク共同代表の出原(ではら)恵三さんが24日、広島市中区で講演した。市民団体「旧被服支廠(ししょう)の保全を願う懇談会」が主催した。

 出原さんは高知県内の戦争遺跡保存について話した。太平洋戦争中の戦争遺跡が保護の対象になったきっかけは、1996年の原爆ドームの世界遺産登録という。出原さんによると、高知の特徴は本土決戦を想定した陣地や、特攻基地が数多くあることだという。

 代表例が飛行機の格納庫として使われた「掩体(えんたい)」で、南国市に7基残された。1997年から保存運動が始まった。「全て同じだから一つ残せば良い」という意見もあったというが、機銃掃射の跡が残るものや、戦後には朝鮮半島出身の労働者が暮らし、生活感が残るものもあった。

 行政との粘り強い交渉や、署名…

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