成田空港と東京都心を結ぶ京成電鉄(市川市)の特急「スカイライナー」が苦戦している。新型コロナウイルスの影響で、成田空港の航空旅客が急激に減り、乗客が激減。停車駅を増やしたり、イベントに活用したりと乗客確保へ懸命だ。
6月下旬の週末、「団体専用」と表示されたスカイライナーに、市川市の武田覚さん(56)、森太朗君(6)、航樹君(3)が検温を済ませ、乗り込んだ。
森太朗君はスカイライナーのイラスト入り靴下をはき、ご機嫌。覚さんは「コロナが不安で外出を控えていた。大好きな電車にようやく乗せてあげられた」と顔をほころばせた。
京成電鉄子会社の京成トラベルサービス(船橋市)が企画した、スカイライナーで行く日帰りツアーだ。京成上野駅発で、京成船橋駅を経由し、終点は普段入場できない宗吾車両基地(酒々井町)。初代スカイライナーなど保存車両の撮影や、車両洗車機の通過体験を楽しめるとあって、定員176人のツアーは即日完売した。
2席に1人ずつ座り、隣は空席…
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