拡大する写真・図版記者会見に臨む愛知県の大村秀章知事=2020年7月25日午後4時5分、愛知県庁、堀川勝元撮影

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 愛知県内の新型コロナウイルスの総感染者数が1千人を超えた。7月に入って急増し、25日までに計491人。ほぼ全域の41市町に感染者が広がった。2~4月に比べ、30代以下の若者や、感染経路不明者が多いことが特徴。ほとんどが軽症・無症状という。

 県内で25日に感染が発表されたのは計78人だった。

 内訳は、名古屋市35人▽豊田市7人▽東海市4人▽岡崎市3人▽北名古屋市3人▽尾張旭市2人▽日進市2人▽小牧市2人▽岩倉市2人▽清須市2人▽津島市2人▽刈谷市2人▽西尾市2人▽豊橋市1人▽一宮市1人▽稲沢市1人▽瀬戸市1人▽長久手市1人▽扶桑町1人▽あま市1人▽常滑市1人▽安城市1人▽知立市1人。

 県内の7月以降の感染者の半数超は名古屋市在住で、287人にのぼる。若者の感染者が多く、市内の繁華街で感染が広がったとみられる。その一方で、感染経路が分からない感染者も増えており、市の担当者は「市中感染が広がっている」とみる。さらに、調査が追いつかず、濃厚接触者を把握できていないケースもあるという。

拡大する写真・図版愛知県の新規感染者数の推移

 県内全体でも傾向は同じだ。24日までの感染者413人を年齢別で見ると、20代が212人(51・3%)、30代が70人(16・9%)、10代が28人(6・8%)で、7割超を占めた。2~4月の感染者では3割余りだったという。

 また、重症・中等症は16人で、9割以上が軽症・無症状という。

 大村秀章知事は25日夕の記者会見で、若い世代に感染が増えていることを念頭に、不要不急の行動の自粛のほか、「3密」の回避や、マスクの着用といった感染防止対策の徹底を呼びかけた。(木村俊介)

7月以降の自治体ごとの感染者数

名古屋市(287)▽豊田市(32)▽一宮市(17)▽東海市(14)▽清須市(12)▽岡崎市(11)▽あま市(9)▽豊橋市(7)▽瀬戸市(7)▽刈谷市(7)▽小牧市(7)▽日進市(7)▽春日井市(6)▽半田市(5)▽安城市(4)▽西尾市(4)▽大府市(4)▽知立市(4)▽北名古屋市(4)▽長久手市(4)▽知多市(3)▽岩倉市(3)▽豊川市(2)▽津島市(2)▽碧南市(2)▽常滑市(2)▽江南市(2)▽稲沢市(2)▽尾張旭市(2)▽愛西市(2)▽美浜町(2)▽武豊町(2)▽蒲郡市(1)▽犬山市(1)▽新城市(1)▽東郷町(1)▽扶桑町(1)▽大治町(1)▽蟹江町(1)▽東浦町(1)▽幸田町(1)▽東京都(1)▽滋賀県(1)▽愛媛県(1)▽不定(1)

※25日午後7時時点の県などのまとめによる。自治体名は住居地