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(悩みのるつぼ) 相談者

 10代女性、高校生です。

 私は友だちと遊ぶことが少なく、放課後や休日は家で一人で過ごしています。

 一人で過ごしていると、ふとした瞬間に過去に先生に怒鳴られたことや、クラスメートに悪口を言われたり菌扱いをされたりしたことを思い出し、ゾッとして怖くなったり、しんどくなったりします。そして、悪い思い出がしばらく頭を離れず、困っています。

 今のところ、人間関係は良好で、部活の友だちや先輩、後輩と仲良くしていますが、悪い思い出にとらわれると、裏で悪口を言われているのではないか、返信が来ないのは自分が無視されているのではないかと不安になります。

 私の仲良くしている人たちはみな、人の悪口を言うようなことはないのに、一瞬でも疑った自分が嫌になります。

 また、物事に取り組むときに、嫌なことを思い出すと、また悪い結果になってしまうのではないかと不安になり、物事に集中して取り組むことができません。

 どうしたら嫌な思い出を思い出すことなく、仲の良い人たちを疑うことなく過ごせるでしょうか? もしくは、悪い思い出を思い出しても、不安に感じたり、嫌な気持ちになったりしないでいられるでしょうか?

 アドバイスをいただきたいです。お願いします。

回答者 政治学者・姜尚中さん

 高校生のあなたを想像すると、まるで私の自画像を見ている感じがします。男女の違いはあれ、私もあなたと同じ年の頃、みんな裏表のない友人や先輩だったはずなのに、ひとりになると自分がみんなの冷やかしのタネになっているのではないか、隠れてひそひそ自分の悪口を言っているのではないか、いろいろ臆測しては気が滅入(めい)ることが度々ありました。それで、段々、引きこもりがちになり、気がついたら、孤独の影が深くなっていて、それがキッカケで手当たり次第に本を読むようになり、それがその後の人生の糧になったのですから、皮肉なものですね、人生は。

 振り返ってみれば、結局、私は…

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