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 大正時代、ポーランド孤児たちが敦賀港に来てから100周年を迎えた22日夜、同県敦賀市金ケ崎町の新資料館「人道の港敦賀ムゼウム」で記念のライトアップがあった。

 市人道の港発信室などによると、ポーランド孤児は、ロシア革命後の混乱が続くシベリアで家族を失った子どもたち。

 日本政府の要請を受けた日本赤十字社の救出活動によって、1920~22年に700人以上が敦賀港にやって来たという。第1陣が来たのが、20年7月22日だった。敦賀の人々は、お菓子や果物を差し入れるなどして孤児を温かく迎えたという。

 この日のライトアップは、両国の交流の歴史を伝えていこうとの趣旨で企画された。11月開館予定の新資料館が、ポーランド国旗の白色と赤色に照らし出された。同室の西川明徳室長は「ポーランドを思う敦賀の気持ちが伝われば。これからも両国の絆を大切にしていきたい」と話していた。(佐藤常敬)