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 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件から26日で4年を迎える。被害者家族らと交流を続けてきた静岡県立大短期大学部の佐々木隆志教授(社会福祉学)と学生10人が21~22日、静岡駅前でビラを配って、「事件を忘れないで」と訴えた。

 事件は今年3月、元施設職員植松聖死刑囚への死刑判決確定で一つの節目を迎えた。佐々木教授は、時には学生を伴って加害者とも接見を重ねてきた。「命の選別につながる思想はまだ社会に残っている。誰もが安心して暮らせる社会の実現に向け、この事件を決して忘れてはならない」

 1年の仲川鈴花さん(18)は「事件があったのは中3の時。ニュースで死傷者の数にまず驚き、(障害者への)偏見や差別を減らさなければいけないと強く思った。そのための活動をしていきたい」と話した。(阿久沢悦子)