拡大する写真・図版ハロルド・レーンさん(右)と妻のポーリンさん=北海道大学大学文書館所蔵

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 太平洋戦争開戦の日、北海道帝大(現在の北海道大)の米国人教師夫妻と学生がスパイ容疑で逮捕された冤罪(えんざい)事件「レーン・宮沢事件」が起きて、2021年で80年となる。この機会に事件の全体像や関係者の人となりなどを伝える特別展示を北大総合博物館で開くことを、市民団体が計画している。事件のような出来事を繰り返さないよう、多くの人に真相を知ってもらうのがねらいだ。

レーン夫妻は戦後再来日

 1941年12月8日、英語教師だったハロルド・レーンさんと妻のポーリンさん夫妻、学生の宮沢弘幸さんは軍機保護法違反の容疑で逮捕された。宮沢さんが夫妻に伝えた「軍事機密」とされる飛行場の存在などは既に公に知られていたが、宮沢さんとハロルドさんは懲役15年、ポーリンさんは同12年の判決を受けた。

 レーン夫妻は43年に米国に送還され、戦後の51年に再来日して北大の教壇に戻った。一方、宮沢さんは戦後釈放されたが、獄中で患った結核などにより、47年に27歳で亡くなった。

 特別展示を計画しているのは「…

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