拡大する写真・図版看護師が切りつけられた現場付近を調べる捜査員ら=2013年1月28日午後9時24分、福岡市博多区

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 全国で唯一の特定危険指定暴力団に指定されている「工藤会」(北九州市)。そのトップで総裁の野村悟被告(73)とナンバー2で会長の田上(たのうえ)不美夫被告(64)が殺人罪などに問われた公判で、30日から被告人質問が始まる。この30年余りで、多くの組幹部や組員が、市民を襲撃した事件に関わったとして有罪判決を受けてきた。どのような事件が起きたのか。その背景は何か。

 工藤会は初代組長となった工藤玄治氏(故人)が1946年ごろに結成した「工藤組」がルーツ。博徒(ばくち打ち)の集まりで、賭場を開いて収益を得ていたとみられる。その後、パチンコ店からのみかじめ料徴収のほか、歌謡ショーなどの興行にも関わり、勢力を拡大していった。

記事の後半では、工藤会が凶暴化し、市民を襲撃するようになる経緯をたどります。

山口組と対立

 一方、本州では山口組(神戸市…

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