拡大する写真・図版陸上男子短距離のノア・ライルズ(米)=ロイター

[PR]

史上初めての延期に見舞われた東京五輪まであと1年を切った。戸惑いながらも、開催を信じて練習に励む各国の選手たち。彼らの「いま」を聞いた。

ノア・ライルズ(米国、陸上)

 世界中がこんな状況になる少し前、東京を訪れていました。色々な場所を見て回り、素晴らしい国だと感じました。本当に楽しかった。だから延期は悲しかったですね。

 現在はフロリダ州にいます。ナショナルトレーニングセンター(NTC)が開いたので、競技場での通常練習が再開できています。日々のトレーニングでは、スタートと100メートルのスピードアップに重点を置いています。

 ウイルスへの不安はすごくあります。私はぜんそく持ちで、2009年ごろに豚インフルエンザにかかりました。だから感染しないよう特に気を使っています。約2カ月間の自粛生活では、弟と2人で公園などで体を動かしていました。

最高の選手で競い合いたい

 五輪と呼ばれる大会の定義はよく分かりません。一つ言えるのは、やはり世界最高の選手たちと競い合いたい。出場権利を得た世界中のアスリートが集まれることを願っています。

 一方で来年の東京五輪では観客の人数が制限されたり、参加国、選手が全てそろわなかったり、過去の五輪とは違う形になるかもしれません。世界はめまぐるしく変化しているので、大会がどんな形になるのかを推測するのは難しい。ただ、どうなっても条件はみんな一緒です。最大限の力を発揮すべく準備するだけではないでしょうか。

拡大する写真・図版19年の陸上世界選手権、男子200メートルで金メダルを獲得したノア・ライルズ(左から2人目)=池田良撮影

中止か無観客なら・・・「無観客」

 それでも東京五輪は来夏、開催…

この記事は有料会員記事です。残り638文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り638文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り638文字有料会員になると続きをお読みいただけます。