拡大する写真・図版今こそ聞きたいDX デザイン・岩見梨絵

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 新型コロナウイルスの感染拡大とともに、新たな生活必需品が増えました。そう、マスクです。これまでは風邪の時や花粉症の季節などに着用の機会が限られていましたが、しばらくは年中通してのお付き合いが必須となりそうです。

 一つ悩みがあります。マスクを長時間つけていると耳が痛くなるのです。記者(31)の場合、着用時間が最も長くなるのが会社にいるときです。リモートワークの影響で出社は週3回程度ですが、家を出てから帰宅するまで、仕事が長引いた日は10時間以上マスクをつけて過ごす日もあります。マスクの長時間着用を余儀なくされる医療関係者の皆さんには本当に頭が下がる思いです。

 SNSで検索してみると、世界中で同じ悩みを抱える人たちがいました。「マスクつけっぱ耳崩壊」、「毎日12時間マスクして、ポニーテールしてる。頭も耳も痛いよ」、「耳の裏が痛すぎてもうマスクつけたくない」など、英語や中国語などあらゆる言語での投稿を発見しました。

 マスクとの持続可能なお付き合いを続けるためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。「耳が痛くない」が売りの「超快適マスク」を販売するユニ・チャーム本社(東京都港区)を訪ねました。広報担当の渡辺仁志さん(40)と四国の開発本部(香川県観音寺市)で10年以上マスク開発に携わる釼持泰彦さん(54)に、コツを教えていただきました。

拡大する写真・図版ユニ・チャームの「超快適マスク」の耳かけの部分は不織布でできている。下は一般的なゴム製の耳かけの製品。耳に接触する部分の面積が大きいほど、耳にかかる力が小さくなる=2020年7月14日、東京都港区、半田尚子撮影

原因は圧力

――マスクを長時間つけているとなぜ耳が痛くなるのでしょうか?

釼持さん:一定の圧力が長時間にわたり耳にかかり続けるからです。圧力は負荷がかかる面積が小さいほど大きくなり、面積が大きいほど小さくなります。マスクを長時間つけると、耳かけが耳に触れる部分(耳の付け根から裏側にかけての部分)に一定の局所的な圧力がかかり続けるので、痛みが生じます。

拡大する写真・図版赤色の部分ほど耳にかかる圧力が強いことを示す画像。右側の画像では、耳の付け根の上部に負担がかかっていることが分かる(ユニ・チャーム提供)

 マスクの耳かけは世界的にゴム…

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