寺島笑花
山口県のタクシー運転手が、警察から感謝状を贈られた。急がないのにタクシーに乗車した上、駅の30メートル手前で降りたのは、何かおかしい――。ある乗客について、そんな違和感を抱いたことがきっかけだった。
「新山口(駅)まで」
7月2日正午ごろ、山口県防府市のタクシー運転手、國弘郁生さん(65)は、防府市内で40代の男を乗せた。
「新幹線なら乗車に遅れてはいけない」と、何時までに到着すればいいか尋ねた。ところが男は時間は関係ないという。《急ぎでないなら在来線で行けば数百円なのに――》。
すると、男の携帯電話が鳴った…
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朝日新聞社会部