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 元サッカー日本代表の本田圭佑(ブラジル1部ボタフォゴ)が、中高生を対象にした月額1ドル(約110円、19歳以上は別料金)のオンラインスクールを28日から開始する。27日にはオンラインで報道陣の取材に応じ、「経済や法律、仕事に関わること、恋愛、性教育など、日本の学校教育でアプローチできていない社会の最前線を提供し続ける場にしたい」と語った。

 サービス名は「Now Do」。講師は起業家や元サッカー選手、社会活動家らで、テーマもプログラミングやスポーツ経験の生かし方など多岐にわたる。本田自身も登壇する予定で、「これまでのサービスはすでにサッカーを夢としている子どもを対象にしたものだったが、今回はすべての子どもたちに向けた発信。僕がいま、子どもの時に学んでおきたかったと思うことを伝えていきたい」と話す。

 特に意識しているのは、「自分から学ぶ意欲を持てていない子ども」にアプローチすることだ。「本当に必要としている人には届きにくい実情がある。興味を持ってもらえるよう、遊びのスタンスを取り入れていきたい」と説明した。

 活動の根底には、サッカーを通じてアフリカやアジアの国々を訪ねるなかで、教育格差や教育の必要性を強く感じるようになった経験がある。月額1ドルの設定もサービスの海外進出を強く意識したものだと言う。「教育を変えていくのは非常に大きなことで言うほど簡単なことではない。サッカー以上にさまざまな壁が立ちはだかると思うが、負けじとやっていきたい」(松本麻美)