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 かつて新幹線が大好きだった息子。大きくなるにつれて「はやぶさ」「こまち」といった車両名も忘れてしまった。母は今でも新幹線を見かけると目で追ってしまう癖が抜けない。そんなある日、10歳になった息子が新幹線を見て「あれ、はやぶさじゃない?」と指さして教えてくれた。大好きだったものとの距離感を再構築するまでを、母の視点でつづったツイートが反響を呼んでいる。

6回に分けてツイート

 7月24日、ある母親が6回に分けてこんな文章をツイートした。

    ◇

 息子の電車への関心は、3歳くらいをピークに徐々に別の対象(仮面ライダー)に移り薄れていった。

 あんなに大好きだった新幹線も、7歳の頃には「はやぶさ」「こまち」などの車両名もわからなくなっているほどだった。

 雨の日も晴れの日も踏み切りを見に行き、車両基地の抽選に応募し、プラレールを買い集め、入場券で入ったホームで延々と新幹線を見ていたあの日々を、息子はもう覚えていない。

 しかし、母親である私は新幹線を見かけると「あっ、新幹線だよ!」と反射的に息子に話しかけてしまう。

 新幹線を貴重だと喜ぶ息子はもういないのに。そんな私も、次第に新幹線を見かけても息子に教えることはしなくなった。

 でも、心のなかではつい、「あっ、ここって新幹線がよく見えるスポットなんだ」「新幹線だ、今日は二回も見えてラッキーだな」と新幹線を有り難がってしまう。

 年月がたって、息子は10歳になった。

 最近、よく「あっ、新幹線じゃん」と私に教えてくれるようになった。

 気のせいかな?と思っていたが、今日も「あれ、はやぶさじゃない?」とわざわざ指差して教えてくれた。

 もしかして、私がつい新幹線を…

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