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 「ポスト安倍」をめぐり、安倍晋三首相の出身派閥の細田派(97人)が混乱している。首相に近い岸田派の岸田文雄政調会長に親和的な派の空気に、一部メンバーが反発。首相の側近たちは、自ら名乗りを上げようと数集めに動く。揺れる首相の足元に、他派からは冷ややかな視線も飛ぶ。

 細田派の稲田朋美幹事長代行は今月5日、BSテレ東の番組で「女性の目線で政策を語ることは絶対に必要。(推薦人)20人を集めることは簡単ではないが、努力したい」と述べ、総裁選の立候補に意欲を示した。春ごろから表だってポスト安倍に名乗りを上げ始め、女性政策を軸に他派の議員らと関係強化に動く。

 同派の下村博文選挙対策委員長も「最大派閥が不戦敗はおかしい」と訴え、総裁選での主戦論を唱える。周囲には「総裁候補を出すために派閥は存在する。その時の候補が誰かによって派閥が分裂するのは世の常だ」とも語る。党内では、自身の立候補が念頭にあるとの見方がもっぱらだ。

 いずれも首相側近の2人は6月上旬、「コロナ後」の政策立案を主導する議連を立ち上げ、百数十人が参加した。下村氏らは「党の政務調査会以外でも政策論議の場が必要」と説明するが、数集めへの強い意欲から「総裁選への足場作り」との見方が広がる。

 2人の動きに不快感を示すのが…

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