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 遠州七不思議の一つとも言われる幻の池が、浜松市天竜区水窪町で2011年以来、9年ぶりに出現した。池ができるのは数日間で、7年に1度とも伝えられる。今年は15日から21日ごろまで現れたとみられる。

 幻の池は亀の甲山の池の平に出現する。水窪観光協会によると、標高880メートルの亀の甲山の登山口から約2時間歩いたスギ・ヒノキ林の中という。普段は水がないのに、7年に1度、周囲約200メートルの大きさで水が湧き出し、日が当たると、水面にスギやヒノキが映り、幻想的な姿を見せる。御前崎市にある「桜ケ池」の竜神が長野県の諏訪湖に行く途中に休息するなどといった伝説がある。

 今回、写真を撮影した張り子を扱う浜松天狗屋の坂田吉章さんは「ずっとみたいと思っていたのでうれしい。アニメに出てくるような風景で本当に幻想的だった」と興奮気味に話した。 同観光協会は「降り続く大雨が影響したのでは」としている。(和田翔太)