ワシントン=香取啓介
米バイオ企業モデルナと国立保健研究所(NIH)は27日、新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験(治験)で最終段階となる第3相試験を始めた。全米で3万人規模のボランティアを集め、安全性と感染予防効果を調べる。
拡大する2020年7月27日、米ニューヨーク州で、米バイオ企業モデルナが行う新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験=AP
NIHによると、治験は全米89カ所で行われる。参加者を無作為に二つのグループに分け、ワクチン100マイクログラムか、偽薬となる食塩水のどちらかを2回接種する。両者を比較し、ワクチンの感染予防効果や、ウイルスに感染した場合の重症化を防ぐ効果を調べる。
モデルナはワクチンの早期確保を目指す米政府から10億ドル近い支援を受けており、2021年初めまでに最大10億回分を提供することができるとしている。
日本政府は、新型コロナのワク…
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