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 スタートアップ(起業)を促進する政府の事業を巡り、竹本直一科学技術担当相が28日、京都市を訪れ、京都府内の経営者らと意見を交わした。規制緩和などの優遇措置を重点的に受けられる「グローバル拠点都市」に京阪神地域が選ばれたことを受け、竹本氏は「特徴ある3都市が近接する強みを生かすことが大事。世界の投資家を呼び込む施策を国もやっていく」と話した。

 府内のスタートアップ企業の経営者6人がそれぞれ事業の報告をした後、投資会社や支援機関の代表者らを交えて意見交換をした。

 繊維メーカー、ミツフジ(精華町)の三寺(みてら)歩社長は「賞金100億円ぐらいのコンテストをやれば、世界中の夢を持った若者が集まってくるのでは」と大胆なアイデアを披露。一方、京大発のベンチャー企業「バイオーム」(下京区)の藤木庄五郎社長は「創業から1年半は無給で苦しかったが、市から補助金がもらえて涙が出るほどうれしかった。多様なベンチャーを生み出す土壌が京都にはある」と自身の経験を踏まえて持論を語った。(佐藤秀男)

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