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 静岡市、静岡商工会議所などでつくる静岡マラソンの実行委員会は28日、来年3月14日に予定されていた大会を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ランナーや市民の安全を考慮した。実行委は「感染症対策を強化して臨んでも、感染リスクを排除できない」と2年連続の中止を決めた。

 静岡マラソンは静岡市の中心部を走る。実行委によると、大会では例年、約1万4千人のランナーが走り、ボランティアや沿道の観衆など計約9万人が参加する。このため「3密」回避が困難と判断した。

 例年、8月から大会ボランティアやランナーの募集を始める。その前のタイミングで中止に踏み切った。他都市で開催予定だった大会が、半年前に中止を決めていることも考慮したという。

 実行委員長の酒井公夫・静岡商工会議所会頭は「感染が広がる現状が続く限りは、マラソン大会の開催は難しい」との見解を示し、「今後どういうマラソン大会に育てていくかを考える期間にしたい」と話した。(戸田和敬)