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 世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は27日の記者会見で、新型コロナウイルスに対する日本の対応について「依然として成功例だ」と述べて称賛した。感染者は増えているものの、死者数を抑えていることを評価した。

 テドロス氏によると、WHOが日本から報告を受けた新規の感染者数は、7月13日からの1週間で約3100人だったが、次週には4740人に増えた。一方、死者数はそれぞれ3人、11人だった。

 テドロス氏は「結局は感染者数ではなく、どれだけ人命を救ったかが重要だ」と強調。感染者が増える中でも人命を救うことに力を尽くしているとして、日本のほかにオーストラリアにも言及し、「この2カ国は良い例だ」と述べた。(ウィーン=吉武祐)