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 新型コロナウイルスのワクチンを開発している三重大学と「バイオコモ」(菰野町)は26日、米国の製薬会社「メディシノバ」と共同で国際的なワクチン開発を行うことに合意した。開発が加速することが期待される。28日に三重県の鈴木英敬知事に報告した。

 三重大とバイオコモはこれまでに、ウイルスの遺伝子とたんぱく質の運び屋「ベクター」を開発し、エボラウイルスのワクチン作製などに成功してきた。新型コロナのワクチン開発は3月からはじめ、県も開発促進のために200万円の補助金を交付している。

 メディシノバとの共同開発は、開発費の分担や、国際的知見の取得にもつながり、いっそうの開発促進が期待される。今後は共同で動物実験や治験を進め、鼻から噴霧するワクチンの作製を目指す。バイオコモの福村正之社長は「国内だけでなく、グローバルな実用化開発に挑戦する」と意欲を見せている。