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 日本酒や焼酎、しょうゆなどに使われる一升瓶。容量は1・8リットルで、形状が規格で決まっているこのビンは、回収して洗えば、繰り返し使うことができる。「リターナブルビン」「リユースビン」と呼ばれる再使用ビンのひとつで、環境への負荷が低い容器の代表格だ。低迷する回収率の向上を目指し、回収拠点の地図やリストを作り、インターネットで公表する取り組みがある。

 一升瓶の空きビンは「びん商」と呼ばれる事業者が集めて洗い、造り酒屋などメーカーに販売するという流れで、再使用される。メーカーが回収しやすい仕組みがあるビールビンに比べ、共用ビンである一升瓶は回収されにくくなっている。

 1・8L(リットル)壜(びん)再利用事業者協議会によると、回収率は1999年は90・3%だったが、2000年に9割を切った。17年は73・2%、18年は78・6%と15年以降、8割を超えた年はない。ガラスびん3R促進協議会の田中希幸事務局長は「以前は空きビンは買った酒販店に返すという習慣が定着していた。回収率低迷の背景には、スーパーや通信販売など一方通行の販売形態が増えたことなどがある」と言う。消費者がどこへ返却していいかわからないケースもあると考え、一升瓶の回収拠点を紹介する地図やリストを公表する、びん商や自治体もある。

拡大する写真・図版日本酒専門店「ハレトケ」の店先にある一升瓶の空きビンの回収箱と店主の伊原加積さん(右)。左は一升瓶を洗浄する「成尾屋」の成尾秀夫さん=大阪市福島区

 大阪市福島区の日本酒専門の酒…

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