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 コロナ禍によるイベント中止に苦しむ花火業者を支援し、市民を元気づけようと小千谷市が三つの花火プロジェクトを実施する。市や小千谷観光協会が28日に明らかにした。

 8月1日は「COVID―19退散! 元気玉リレー」。19時(午後7時)19分から「浅原神社秋季例大祭大奉納煙火」(片貝花火)会場の浅原神社裏を皮切りに19分おきに市内4会場で19発ずつ打ち上げる。

 延期になった成人式が行われる9月20日は、新成人の前途を祝し、片貝と同市東栄の信濃川河川敷の2会場で同時に20時に20発ずつ上げる。市は「2分程度で打ち上げは終わる。市外からの来場は想定していない。各会場で密にならない対策はする」という。

 また12月18日までは、前記イベント日以外でも、県内外の人が、お祝いや祈願などで特別価格で打ち上げることができる。

 県内の花火業者7社で、花火製造まで手がけるのは5社。そのうち2社が小千谷市にある。片貝煙火工業が越後3大花火の「片貝花火(山の片貝)」「ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会(海の柏崎)」に、小千谷煙火興業が「長岡まつり大花火大会(川の長岡)」に関わる。中止になった「おぢやまつり」(8月)の花火を担当する同社の瀬沼輝明専務は「少雪でスキー場の花火が軒並み中止となり1~3月は95%の減収。コロナの影響で4月以降も同じ状態。とてもありがたいイベントだ」と話す。

 大塚昇一市長は「市内のイベントで最も観客が多いのが片貝花火。2番目がおぢやまつり。市にとって花火は観光資源であり、重要な地場産業。市民で支えていきたい」と話した。(伊丹和弘