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 トランプ米大統領が、白人至上主義の象徴として批判される、「南部連合」を擁護し続けている。与党・共和党内でも同調する人は少ないが、11月の米大統領選に向け、国内のリベラル的な価値観と戦う「文化戦争(カルチャー・ウォー)」の目玉と位置づけるトランプ氏は、姿勢を変える様子がない。(ワシントン=園田耕司)

南部連合
奴隷制の拡大に反対だったリンカーン大統領の当選を受け、合衆国から脱退を表明した南部の州が1861年に結成した政府。計11州が参加し、独自の大統領や旗を決め、奴隷制を擁護する憲法を制定。合衆国(北軍)と争った南北戦争で敗北し、65年に消滅した。

 「人々が誇らしげに南部連合旗を掲げるとき、人種差別をしていない。彼らは南部が好きなのだ。これは表現の自由だ」

 トランプ氏は19日、FOXニュースのインタビューでこう述べた。

 19世紀の南北戦争で、奴隷制度を守る側だった南部連合やその旗をめぐっては、過去に何度も米国で論争が起きてきた。南部連合を「州の権利を守るために戦った英雄」と擁護する主張もあったが、今年5月にミネソタ州で白人警官が黒人男性を死なせた事件を機に、旗などを排除する動きが決定的になった。ミシシッピ州は南部連合の軍旗をあしらった州旗を変えることを6月に決め、国防総省も7月、全ての米軍施設で南部連合軍旗の掲揚を事実上、禁じた。

 2021会計年度(20年10月~21年9月)の国防予算の枠組みを定める国防権限法案にも、米軍基地から南部連合の将軍の名前を外す条項が盛り込まれ、上下両院で共和党も含めた賛成多数で可決された。

 しかし、トランプ氏は賛同せず…

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