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 新型コロナウイルスの感染が再び大きく広がるなか、大阪府や大阪市はクラスター(感染者集団)対策に保健所が専念できるよう体制を見直している。今春は仕事が集中し、パンク状態になったためだ。当面、業務はなるべく外部化。クラスターの発見や濃厚接触者の追跡に注力できるようにする。

 感染から発症まで、2週間の行動を細かく聞いていく。プライベートに踏み込む対応で、拒否されることもある。不安に思う感染者にアドバイスをしたり、悩みを聞いたりして信頼関係を築くことで、ようやく話してもらえることが多いという。

 コロナ対応で保健所が担う業務だ。感染者への聞き取りには数十分、長いときには数時間かかることもある。接待を伴う飲食店などだと、立ち寄った店の名前を覚えていないと答える感染者もおり、クラスターが発生した店舗名が特定できないことも多い。

 こうして感染者の行動履歴を把握し、濃厚接触者を割り出して感染拡大を食い止めようとすることを「疫学調査」という。濃厚接触者にはPCR検査を受けてもらい、その人の感染が分かれば、濃厚接触者と濃厚に接触した人をさらに探す。感染者がいなくなるまで、芋づる式に調査する。

 各地の保健所が担う最重要業務…

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