拡大する写真・図版アジアで就活@インドネシア編 須藤芹奈さん

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 就職先はどこにする? 日本から足を一歩踏み出すと、そこには躍動するアジアの舞台が待っていました。20~30代の6人が、仕事と生活を語ります。連載「アジアで就活」の第2回はインドネシア編です。

 日本から直行便で7時間半。インドネシアの首都ジャカルタ特別州はいま、建設ラッシュに沸いている。

 インドネシア初の地下鉄が首都中心部で昨年4月に営業を始め、沿線では高層のオフィスビルやマンションの建設が相次ぐ。新型コロナウイルスの影響は出ているものの、ジョコ大統領は建国100周年の2045年には「国内総生産(GDP)が7兆ドル(約750兆円)に達し、経済で世界5位に入る」と意気込む。

 須藤芹奈(せりな)さん(27)は昨年8月、身一つでそんな国に移り住んだ。新卒で勤めた日本の会社を辞めて、ITソフトウェア会社に転職した。

拡大する写真・図版地下鉄を含む都市高速鉄道(MRT)の開業式典。ジョコ大統領らが出席した=2019年3月24日、ジャカルタ、野上英文撮影

 「日本のバブル時代も高度経済成長も、私たち20代は教科書でしか見たことがない。激動の中にいるインドネシアで、現地の若い世代と同じ目線で感じてみたい」。昨年5月にジャカルタのオフィスであった採用面接で、思いの丈をぶつけた。面接した役員のベルトラン・フッペさん(52)は「本人にとにかくパッション(情熱)があった。入ってほしいと、面接した全員が一致した」と振り返る。

 須藤さんがここで働こうと決めたのは、面接を終えた直後のことだ。「会社のお手洗いが、最後の一押しになった」。臭いがきつかったり、トイレットペーパーが切れていたり、不潔なイメージを勝手に想像していた。ところが日本と変わらず清潔で、現地社員の日常を感じ取れた。「毎日通うオフィス。マイナスの要素があると長く働くのはしんどいけど、心配が消えた」と話す。

拡大する写真・図版須藤芹奈さんが転職を決断するのを後押しした職場の女子トイレ。清潔に手入れされている

関西学院大学卒業後にIT企業に勤務していた須藤さん。なぜインドネシアへの転職を決意したのでしょうか。記事後半でインタビュー動画とともにご紹介します。「プチいらっとすることもある」という現地での生活も話してくれました。

 兵庫県西宮市の出身。メーカー…

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