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 JR北海道の来春のダイヤ改定を前に、北海道美深町は、町内の宗谷線の無人駅4駅のうち恩根内駅の存続を決めた。一度は廃駅の方針を固めたが、地元住民の強い思いを受け入れた。宗谷線で廃止の方針となっている12駅の中で、存続へ切り替えたのは初めてだ。

 宗谷線を巡っては、JRが極端に利用の少ない29の無人駅について、存廃の判断を沿線自治体に求めた。存続の場合、維持費を地元が負担することになっていることから、沿線自治体は12駅について廃止を受け入れることにした。

 このうち美深町には、町内の豊清水、恩根内、紋穂内、南美深の4駅がある。「線路が国道40号とほぼ並行しており、バス転換はさほど難しくはない」と、町は今年4月、全駅廃駅の方向で地元住民に説明した。

 ところが、恩根内自治会(山形重隆会長)が6月、存続の要望書を提出。7月に山口信夫町長が自治会役員との話し合いの場を持ち、22日の町議会全員協議会で存続が承認された。

 要望書は「駅は110年という歴史があり、住民の思い入れは非常に強く、地域づくりの推進に欠かせない存在」とし、今後も仕事や高校生の通学利用が続くことも理由に挙げた。ただ存続の条件として、住民側は維持管理や環境整備などに地域として積極的に取り組むことを約束した。

 駅存続の場合、JRが町に求め…

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