【動画】梅雨明けの四万十川で中学生が投網体験=笠原雅俊撮影
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 高松地方気象台は7月30日、四国地方が梅雨明けしたとみられると発表した。平年より12日、昨年より5日遅い梅雨明けで、統計開始以来過去4番目に遅かった。

 四万十市を流れる四万十川で、中村西中学校の1年生約60人が、アユ漁の投網を体験した。清流四万十川の自然や川魚の魅力を知ってもらおうと、四万十川中央漁業協同組合の協力で毎年開かれている。今年は約850匹の養殖アユが網で囲んだ川に放たれた。

 梅雨明けとともに、四万十市中村では最高気温36度を記録。白い夏雲と照りつける太陽の下、生徒たちは川漁師の指導で、投網を次々と水面に打った。網が花のように広がって水しぶきが上がる。一度に44匹のアユを取った野村凌大君(12)は「たくさん取れて最高です」と笑顔で話した。子どもたちはアユを塩焼きにして食べた。

 高知地方気象台によると、今年は梅雨入りも平年より5日早かったため、梅雨期間が長くなった。太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、梅雨前線が停滞しやすくなったことが梅雨が長くなった理由という。梅雨期間の降水量は高知市で平年の2・2倍の1420ミリを観測。室戸市では834ミリ、宿毛市は794・5ミリと、それぞれ平年の1・5倍を観測した。(加藤秀彬、笠原雅俊)