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 やけどや事故で髪を失った人の医療用かつらを専門に作っているヘアクリエーター上野和彦さん(67)=愛知県日進市=が、45年間にわたって手がけてきたヘアアート作品をまとめた写真集を出版した。「現代の名工」や黄綬褒章も受けた技能の集大成。「かつらは『隠す』ためのものではなく、美の世界をつくる存在だと知ってもらいたい」と話している。

 上野さんは新潟県出身で、2歳の時に囲炉裏に転落してやけどを負い、額の一部と頭の半分に髪が生えなくなった。中学校の担任に勧められて理容師になり、自分の経験から医療用かつらの道に進むことを決意。1975年に名古屋市でクリニックサロン「サン・ヘアー中部」を開業した。

 医療用かつらは、髪の悩みを持つ人の一人一人に合わせた注文品だ。人工皮膚に毛髪を1本ずつ植え付けて制作し、実際に装着してみて自然に見えるようカットして仕上げる。上野さんは、2017年に卓越した技能を評価されて「現代の名工」に選ばれ、昨年は黄綬褒章を受章した。

 その一方、日本熱傷ボランティ…

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