【動画】コロナ禍でも元気、ダイバー待つ伊豆・大瀬崎の海=岡田和彦撮影
[PR]

 コロナ禍で一時、自粛を余儀なくされた伊豆半島のダイビングが動き始めている。夏を迎えて水中も暖かくなってきた。生物の活動も活発になって繁殖行動なども見られるようになった。首都圏からの客足はまだ戻らないが伊豆の海は元気だ。

 伊豆を代表するダイビングエリア静岡県沼津市の大瀬崎の15事業者も新型コロナウイルス感染予防策を講じた上で、ダイビングサービスを再開した。記者も7月初め、地元ガイドの内山篤史さん(26)の案内で約3カ月ぶりに海に入った。

 前回のダイビングで見つけた、越冬した死滅回遊魚のツバメウオやムレハタタテダイは元気で、さらに成長していた。クマノミは岩肌に産み付けた卵にヒレや口で新鮮な海水を送りながら守っていた。フィリピンやインドネシアなど東南アジアにいて国内で発見されるのは珍しいカエルアンコウの仲間や奄美で発見された新種のニゲミズチンアナゴの姿も確認できた。

 各ダイビングサービスは、体液が付く可能性のあるマスク、シュノーケル、レギュレーターは洗いおけではなく流水で洗浄するなど、感染防止に気を配りながらダイバーが帰ってくるのを待っている。

(文・岡田和彦 写真・堀口和重氏)