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 岐阜県と岐阜市は30日、10~50代の男女17人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。調査の結果、三つのクラスター(感染者集団)が発生した可能性が高いことがわかった。

 この日感染が発表された17人のうち、可児市と美濃加茂市の20~50代の男女6人は三重県の感染者が利用していた可児市のスポーツジムの利用客だった。29日に感染が発表された関市と可児市の40代女性2人もこのスポーツジムの利用客で、県はさらに利用客の検査を進める。

 海津市では、飲食店を営む夫婦と家族、訪れた客と親族で、29日までに合わせて9人の感染を確認。また、格闘技仲間という美濃加茂市と可児市の30~40代の男女5人の感染も確認し、いずれも「クラスターが発生した可能性が高い」としている。

 一方、29日に感染が明らかになった北方町の50代女性は、医師と事務職の感染が確認された岐阜赤十字病院(岐阜市)の患者であることがわかった。30日は女性の家族3人の感染も確認されたが、岐阜市によると、女性と医師らに接触はなく「感染源は別で、クラスターではない」としている。

 県健康福祉部の堀裕行次長は「若い人が感染し、家族も感染している事例がある。高齢の家族は重症化のリスクが大きい。若い世代にはリスクのある行動を慎んでほしい」と話した。(松沢拓樹)

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 30日、新型コロナウイルスへの感染が発表された17人の居住地は次の通り。

 美濃加茂市4人▽北方町3人▽多治見市2人▽可児市2人▽岐阜市1人▽羽島市1人▽瑞穂市1人▽海津市1人▽笠松町1人▽輪之内町1人